最終更新: healthy_shit 2019年10月29日(火) 00:51:20履歴
【もくじ】
- 精神の健全度-その1-(タイプ1, 2, 3)
- 精神の健全度-その2-(タイプ4, 5, 6)
- 精神の健全度-その3-(タイプ7, 8, 9)
- 余裕ある破格の人格者
- 「自分が常に客観的で公平な人間である」という思い込みを捨てると同時に、誠実で善良な人柄が表面化する
- その崇高で高潔な人柄はそのままに、受容的な姿勢と物事を楽しむ度量を身に着ける
- 真面目で公正、ストイックな努力家
- 高潔な人柄であると同時に、「人が自分の理想に興味を示さないのでは」という一抹の不安を抱く
- しかし同時に自分の理想のために他人を説得し自分の意見を正当化させたいという欲求もどこかで持ち合わせ、周囲を独自基準で評価し始める
- 完璧主義的でストイックな努力家だが、融通は利かない
- 自分の視点や理想へのこだわりが大きくなる
- そのため自分の価値観に沿った生き方以外をするのが非常に難しくなる
- 几帳面だが、緊迫状態でイライラすることも多くなる
- 排他主義的・皮肉屋
- 自分の基準に合わない、気に入らない人間は排除隔離
- 自分の良しとする秩序・バランスを他人に踏み荒らされるのではと極度の不安に陥る
- 本格的に攻撃的・批判的になり、自他に対して極端に厳しくなってくる
- 厭世的・排他的・独善的なニヒリスト
- 自己イメージに内心自信がなくなってしまい、そのせいでより頑固になる
- 「自分の意見は正しい」と必死に自他に言い聞かせるようになる
- 自分の意見に完全に囚われ、少しでも異議を唱えるならばそれを封殺しようとする
- 妥協も交渉も一切の余地がない
- 辛辣な皮肉を言ったり、相容れない意見への攻撃を繰り返す
- 醜い保身ばかりする偽善者
- ここまで追い込まれてしまうと、もはや自己の理想などどこにもない
- 「クソッタレで非寛容な世の中」から我が身を守るのにいっぱいいっぱいである
- 抑圧された欲求が暴発し、「刹那の快楽」や「禁断のお遊び」などに走って自己破滅的になるが、他人には極端に高潔な理想を押し付けるという矛盾に陥る
- 他人をコントロールしないと落ち着かない
- 「もうだめだ、おしまいだ」などと考えるダメ人間
- 「駄目だ」と抑圧してきた自分の欲求に、あろうことか自分が負ける・・・これがタイプ1には何にも耐えがたい苦痛である
- しかし自力で立ち直るのは到底不可能
- 自分をダメ人間に堕落させたと思うすべてを取り除こうとヤケになり、酷くなると自殺・自傷行為を繰り返すようにもなる
- この段階のタイプ2は見返りを求めず、自然と人のために何かをしてあげたくなるようになる
- 「相手が喜んでくれれば幸せ」の状態から「相手の反応がどうだろうと何かをしてあげることに意義があるんだ」と思えるようになってくるようになる
- この繰り返しで、自分のことをもっと好きになれるようになる
- 感謝の言葉そのものでなく、自分が何かを与えることにより目の前の人が幸せそうに笑っている姿をみて「私がいちばん欲しいものはこれだったんだ」と気づくことになるのがこの段階のタイプ2である
- タイプ2がストレスから解放されて最も幸せを感じられる瞬間でもある
- 人の幸せを自分の幸せと思える状態である
- 共感力に優れており、相手の感情を自分の感情のように思えてくる状態でもある
- あらゆることを肯定的に解釈でき、心の中で他人を非難しなくなる
- また、生理的に受け入れられない人や心の中では避けたいと思っている人に対しても寛容になれるようになる
- 良きサポーター
- 他人のために行動ができるようになる
- 他人が求めていることが本当にわかるようになり、独りよがりな部分がなくなっていくようになる
- 結果、「●●をしてあげたよね」といった態度が薄れて、色々な人と喜びを共有できるようになっていく
- 「必要とされたい」という感情よりも、「何をしてあげたらよいか?」と客観的に考えることができるようになるのがこの段階である
- いい人に見えるのだが、実際そこまでいい人ではない
- 他人に何かをしてあげたと同時に、「●●をしてあげたよね」というプレッシャーも与える
- タイプ2が「この人、重たい」と思えたら、この段階4の状態になっているであろう
- 期待していた感謝が得られず、もっと自分に関心を向けてもらおうとした結果人が離れていく
- 人が離れていくと親しい友人や知人と接して、同じように過剰な恩を売りつけるということを繰り返していくようになる
- 相手から感謝の言葉を通して関心を受け取ろうとするが、それがあからさまに態度に出てしまう
- その不安とともに態度が高圧的になり、事態はますます悪い方向に進む
- 独占欲が強くなっている状態
- 「自分だけに関心を向けてもらいたい」一心で策を講じる
- 「必要とされたい」「色々な人から見てもらいたい」と思うあまり、自分をコントロールできなくなっている状態でもある
- イライラしていて、そのストレスを買い物などで発散することもある
- 「なぜ買い物なのか?」・・・その商品を買った先にある誰かの笑顔を想像してしまうからである
- 何としてでも、他者の関心を自分に向けさせたい気持ちが暴走してしまうことになる
- 「よいことをした!」「私は必要とされている」「すごく頑張っているんだよ」}と自己犠牲を訴えている状態
- 他の人からみたら「自己満足」のように見えるが、それだけ追い詰められている
- 段階5は買い物に走るが、段階6だと爆買いに近い
- 目的や焦点が定まっておらず、その時の様子はタイプ7に近いものを感じさせるようになる
- 違いとして、タイプ7は自然体に楽しんでいるがタイプ2は何かに取りつかれている
- どんなことをしても、相手を動かそう・相手を操作しようとたくらんでいる状態
- 相手よりも優位な立場に立ち、「あなたは私がいないとダメなんだよ」とまで直接言い放つようになる
- この状態になると人から注意のひとつでも受けるのだが、自己弁護をするようになる
- 「私は悪くない!だって・・・」と言い訳がたくさん出てきて、逆に事態を悪化させる
- 壊れそうな自尊心を守ろうとして、他者と結びつくことに執着するようになる
- 性的な衝動に走ることも多くなってくる
- 無理やり他者から愛情を要求している状態
- 理不尽なことをたくさん口にしたがる
- 時には、何らかの策略をかけて相手を落としてでも}自分に目を向けさせようと負の努力を惜しまなくなる
- いわゆる、マッチポンプ的な行動にもでることがある
- 自分に関心を向けない全てを憎むばかりか、力のないものに対してより間接的な圧力や直接的な攻撃をするようになってしまう
- この段階のタイプ2はヒステリックで何をするかわからない状態
- 「他者から認められたい」という欲求がなくなり、あるがままの自分を受け入れられる
- 内省的で自己成長を純粋に楽しんでいる状態
- 裏表もなく子供のように純粋で、他者と喜びや感動を共有しようとする
- 「優れた人間でいたい」という気持ちすらなく「ありのままでOK」な状態
- 今の自分を心の底から好きと思える状態
- オーラが人に伝わるのか誠実な人だと見られ、良きリーダーになれる
- 人の期待に応えたいと思えるようになる
- タイプ3らしいところがあるがちゃんと他者が自分のどこを見ているのかを気にできるようになる
- 相手に対しても細かい気配りができ、過度なアピールやマウンティングをする頻度が減る
- 競争意識もなくなり、「あなたOK、私もOK」的な雰囲気になる(エリックバーン)
- タイプ3の自信とは、「大人の余裕」
- 成功者を演じるより優れた人になるべくストイックに努力をする
- たくさん勉強し、身体を鍛え、教養を身につけ、感性を磨くようになる
- 成功よりも成長を求めるようになる
- 男性であれば異性と遊ぶのを控え、女性であれば女子会への参加が減るだろう
- そして本当に自分を磨いていると、自分磨きをしている感覚すらなくなる
- 評価やナルシスティックな理由ではなく、純粋に成長することを楽しんでいる
- 結果、人から尊敬される
- 通常のタイプ3はプライドが高く馬鹿にされたり見下されたりすると怒るのだが、この状態では{受け流す余裕}ができる
- 最も一般的イメージに近いタイプ3
- 「目立ちたい!成功したい!」という欲求に掻き立てられ、アクセルを全開にしている状態
- 競争にも積極的に参加し、何としても勝とうとする
- ワーカーホーリックに陥っているが、目の前の栄光を手にするためにアドレナリンを120%出している
- どんな職業でもこの傾向はでる
- また、職業以外でも自分の子供にたくさん勉強させて優秀な子供にしようとするときも、タイプ3のこのレベルの傾向が出ている証拠
- 「社会的な成功=価値ある自分=それが全て」という方程式があり、そのために懸命に努力を惜しまない
- 質が悪いのはその目的を達成するためなら、他人も平気で巻き込むところ
- 「成功こそが価値の証明であり幸せの条件である」という価値観を他人にも当てはめるが悪気はない
- 何かが上手くいっていない時、その問題を解決するべく努力をするものなのだが、この段階にいるタイプ3は輝いているキャラクターを作り出す
- 目の前の人や周囲に好ましい印象を抱かせることにエネルギーを集中し、中身よりも外見に走る
- 周囲の人に好ましい印象を与えたいと思い、自分を演じる瞬間だ
- ネットビジネスがその象徴
- 自分をブランディングするのが大好きで、うさん臭くすら思える状態
- 成功者を目指すのではなく成功者を演じることに頭が回り始める
- その結果、そのうち自分の顔が解らなくなるくらいにまで自らを追い込んでいくわけなのだが他者からよく見られる快感に囚われてしまい、そこの歯止めが利かなくなる
- SNS中毒者にも多い
- SNSで「いいね!」をもらうために、借金をしてまで高級レストランで食事をする・高級ブランドの洋服を買うような行動にでたりする
- 他人から「痛々しい」と思われていても自分で自分をだましている状態なので、そこに気づいていない
- 段階5でのイメージ操作に限界がくると、これまでのイメージが崩れていくことを恐れ始める
- タイプ3にとって成功者のイメージは「投資しても創り上げるもの」である
- 今まで投資したお金・時間・労力が全て無駄になることは辛いことである
- それ以上に人から馬鹿にされることはタイプ3にとって屈辱以外何者でもない
- 「高級ブランドから飛び込み営業へ」
- これまで自称高級ブランドだったタイプ3は、「私を見て!」「俺を評価してくれ!」と当たり構わず飛び込み営業をするようになっていく
- そんなタイプ3の余裕のなさを見たときの周囲の反応は「とても痛々しい人」の一言に尽きる
- 「他人を下げて自分が上がる」と考えるようになる
- 「あの人って結局外見だけだよね!」}と思われるのを恐れ、変な競争意識に駆り立てられるようになる
- そして自分のことを認めてくれない人々を蔑むようになり、人を落としてまで自分を上位にあげようとする
- 嫉妬や妬みに駆り立てられたら誰にでもタイプ3のこの段階の傾向はありそうだが、これはその通り…なのだがタイプ3の場合は成功・名声以外に価値を感じられなくなっているためにこの「諄い自分営業」が長く続くことになる
- 他者を欺くことに罪悪感を抱かない状態
- この時点で、善悪の倫理観は欠如していて、倫理ですらない
- 仮に罪悪感や自己嫌悪になっていたとしても他者を欺くことで得られることが多いと判断したら、迷わず他者を欺く
- この段階のタイプ3は、明らかに態度が正常ではないため誰からも相手にされない
- この段階のタイプ3はやがて姿を消すことになり誰にも会わないようにする
- 姿を消す理由は自分が堕落したことを他者に知られたくないからである
- 正常な判断ができない状態になる
- 他人はおろか、自分自身すら騙している状態
- その為、他人に騙すことに抵抗感はなくなり最悪の場合、騙している感覚すらなくなくなっている
- 「私はウソを述べているつもりはないが、バレたらどうしよう」みたいな自己矛盾な状態になる
- この状態のタイプ3は社会に適合できる状態ではない
- 誠実に自分と向き合う時間を作るしかないが、それ自体がタイプ3にとって最も難しいことである
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